一般社団法人 日本医療情報学会

[1-B-1-01] HELICS協議会チュートリアル ~会員各団体の標準化への取り組み紹介~

*江本 豊1、岡田 美保子2、山下 芳範3、鈴木 真人4、田中 利夫5、上野 善裕6、壇原 一之7 (1. 一般社団法人医療情報標準化推進協議会、2. 一般社団法人医療データ活用基盤整備機構、3. 一般社団法人日本医療情報学会、4. 一般社団法人日本画像医療システム工業会、5. 一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会、6. 一般財団法人流通システム開発センター、7. 日本HL7協会)

医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)は、2001年に設立され、標準化活動をしています。その活動は、医療情報システムで扱う患者情報などを電子的に交換するための方法、コードや保存形式について、標準化団体間での一貫性のある活動を実現するために、標準化の方針と内容について協議しています。同時に、利用分野ごとに使用すべき標準規格を推奨し、指針を定め、医療情報標準化レポートを提供しています。HELICS協議会が指針として採択した28の標準規格のなかから、 厚生労働省の保健医療情報標準化会議が審査して、厚労省標準規格が定められており、現在26の厚労省標準規格があります。 本チュートリアルではHELICS協議会会員団体の医療情報標準化への取り組みの最新状況を解説いたします。