一般社団法人 日本医療情報学会

[1-D-1-01] SS-MIX2 初級編

*竹之内 喜代輝2、木村 通男1、西川 彰則3、三上 史哲4 (1. 川崎医療福祉大学、2. SS-MIX普及推進コンソーシアム、3. 和歌山県立医科大学附属病院、4. 香川大学医学部附属病院)

SS-MIX2 は、その基盤となった「静岡県版電子カルテ」が平成18年に開始されてから、今年で17年目にあたります。今年3月に実施した調査によれば、SS-MIX2ストレージにデータが出力されている病院は1,161施設、診療所は294施設、薬局は290施設、介護施設・その他は46施設で、合計1,791施設でした。 SS-MIX2 ストレージの普及は急速に進んでおり、そのデータを利活用することが急務となっていると考えられます。そこで、今回のチュートリアルではSS-MIX2の最新の普及状況(調査結果)、技術的な基礎の解説に加えて、医療施設の先生方より実際の利活用ついてのご発表をお願いすることと致しました。西川先生には、「青洲リンク」10年の歩みとして、電子お薬手帳・ 遠隔医療・在宅医と連携した病診連携連携・PHR機能の実装等の最新の話題をご紹介いただきます。三上先生には、医療情報システムのサイバーセキュリティ対策としてのSS-MIXの活用についてお話しいただきます。

1.「SS-MIX2の最新の普及状況(調査結果)について」 木村 通男 先生  川崎医療福祉大学

2.「SS-MIX2 初級編」 竹之内 喜代輝 先生 SS-MIX 普及推進コンソーシアム

3.「医療連携システム(青洲リンク)10年の歩み~PHR機能の実装へ~」 西川 彰則 先生 和歌山県立医科大学附属病院

4.「クラウドコンピューティングサービスを用いたサイバーセキュリティ対策としてのSS-MIX活用の検討」  三上 史哲 先生 香川大学医学部附属病院 

今後、SS-MIX2 ストレージをどのように利活用したらよいかご検討いただいている医療施設の方々に、是非、ご参加いただきたいと考えております。 参加をご希望される方はすべて事前申し込みです。SS-MIX 普及推進コンソーシアムのホームページの「インフォメーション」に申し込み方法を記載する予定です。