一般社団法人 日本医療情報学会

[2-B-1-01] 高齢社会デザインと健康・医療・介護情報流通

*中島 直樹1、井上 創造2、石川 翔吾3 (1. 九州大学病院 メディカル・インフォメーションセンター、2. 九州工業大学 大学院生命体工学研究科、3. 静岡大学 情報学部)

Aging society design, Nursing care information distribution, Information Processing Society Japan

情報処理学会の高齢社会デザイン研究会は、多分野の研究者や行政担当者などの交流を促進することによって高齢社会の諸問題の本質を探究し、情報学の観点から人類未踏の高齢社会のデザインに関する研究に取り組んでいる。情報処理分野のヒューマンインタフェース,ユビキタスコンピューティング,自然言語処理,データベース,人工知能,ロボティクス,医学,看護学,歯学,建築学,心理学,リハビリテーション学,経営学,法学など幅広い分野からの発起人からなる研究会である。
多くの学問や産業の分野や自治体等とも連携し,情報学以外の分野の研究者や実務家にも有益な活動を展開することを考えている。
この度、医療情報学会の大会と連携して、高齢社会デザイン研究会のセッションを開催することで、双方の活動を活発化しつつ、今後の研究の発展につながる情報交換と交流をめざす。
以下では、政府主導の介護情報の電子化と利活用、Well-being最大化のためのナラティブに基づく介護情報の可視化と共有、医療・介護分野におけるケア情報サービスの研究、という3つの視点からの議論を行う。