一般社団法人 日本医療情報学会

[2-I-2] スマートホスピタル:病院の進化がスマートシティを支える~データ駆動型アプローチの革新~

*白鳥 義宗1 (1. 名古屋大学医学部附属病院)

 スマートシティの実現に向け、病院は新たな役割を果たす必要があります。その役割を明示しているのが、スマートホスピタル構想です。スマートホスピタルはITの活用を通じて運営効率を高め、患者ケアの品質を向上させる役割を果たします。スマートホスピタルの実現には、病院のIT 化に留まらず、病院内外でのデータの共有と協力が不可欠です。さまざまなステークホルダーとの対話を重視し、データの収集、分析、共有を進め、AI とIoT の導入により病院の効率を向上させることが求められます。
 本セッションでは、スマートホスピタル構想がAI とIoT を活用し、スマートシティの一翼を担う未来を探求します。データ駆動型のアプローチがスマートホスピタルへの進化に不可欠であり、スマートシティの実現に向けた革新的なステップとなるでしょう。