[3-C-2-01] ヘルスケアでのデジタル変革における課題
デジタル変革(デジタルトランスフォーメーション)は、2004年にスウェーデンのエリック・ストルターマン教授が提唱した概念で、日本においては2018年頃から注目されはじめた。それまで行われてきた、単なるICT 化だけではなくそれにより新たな価値を生み出していくことを目指すものである。ヘルスケア分野においても、医事会計システムから始まりオーダエントリーシステムや電子カルテシステムをはじめとした病院情報システムの導入により、これまでは業務効率化を主な目的としてICT 化が進められてきた。
2022年には政府においても医療DX 推進本部が設置され、DX の波がヘルスケア分野にも押し寄せてきた。しかし、医療においては扱っている情報が機微であることも相まって、DX 化を進める上での注意点や課題が多い。本講演では、医療現場においてデジタル変革を進めていく中での課題を共有していきたい。
2022年には政府においても医療DX 推進本部が設置され、DX の波がヘルスケア分野にも押し寄せてきた。しかし、医療においては扱っている情報が機微であることも相まって、DX 化を進める上での注意点や課題が多い。本講演では、医療現場においてデジタル変革を進めていく中での課題を共有していきたい。