[3-G-3-01] 地域連携体制の強化と、事業団共同利用VNA の取り組み
聖隷福祉事業団は中期事業計画にて、地域連携体制の強化、デジタル改革をテーマに様々な活動を行っている。2023年4月時点、当事業団は1都7県で213施設を運営しているが、静岡県の西部医療圏に位置する浜松市においては、聖隷浜松(750床)、聖隷三方原(940床)、浜松市リハビリテーション(225床)の3病院を運営しており、患者の往来がある。
そのような環境下で、当事業団では、患者を軸として施設を跨いだ検査データの共有、より効率的なデータ管理体制、BCP 対策を目的に、グループ共同利用の統合VNA の構築に着手した。最初のステップとして、データセンターにVNA を構築し、ベンダーが異なる3施設のPACS のアーカイブデータをVNA に集約。同意を得られた患者の検査データは名寄せした情報を使用して、施設を跨いで参照するネットワーク運用を2023年7月より始めている。
当講演では、グループでの共同利用VNA 構想の推進、現時点でのシステム状況や成果、今後の展望を報告する。
そのような環境下で、当事業団では、患者を軸として施設を跨いだ検査データの共有、より効率的なデータ管理体制、BCP 対策を目的に、グループ共同利用の統合VNA の構築に着手した。最初のステップとして、データセンターにVNA を構築し、ベンダーが異なる3施設のPACS のアーカイブデータをVNA に集約。同意を得られた患者の検査データは名寄せした情報を使用して、施設を跨いで参照するネットワーク運用を2023年7月より始めている。
当講演では、グループでの共同利用VNA 構想の推進、現時点でのシステム状況や成果、今後の展望を報告する。