[1-B-3] IHEチュートリアル「ここまで進んだIHE - IHE UPDATE 2024 -」
IHE, FHIR, DX
医療情報システムの守備範囲が拡大し、複数のベンダが提供するシステムが稼動するマルチベンダ化が進んでいます。Integrating the Healthcare Enterprise(IHE)は、このような環境で発生する諸問題を解決するために1999年に北米で誕生し、日本では2001年にIHE-Japanが設立され活動しています。IHEは、病院情報システム(HIS)、放射線部門システム(RIS)、医用画像管理システム(PACS)、検査部門システム(LIS)などの医療情報システムの相互運用性(情報の連携・活用)を推進する統合化プロジェクトです。近年では、地域連携システムの実現に役立つ仕組みや、ベッドサイドや手術室などに導入する情報システム、モバイル端末での医療情報の取り扱いなど、対象範囲が広がっています。日本では、医用画像の媒体経由の交換方法、地域医療連携における情報連携基盤技術仕様など4つの統合プロファイルが、医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)の指針となり、さらに厚労省標準規格として採択されています。本チュートリアルでは、IHEの概要をやさしく解説した後、注目されているIHE統合プロファイル(業務シナリオ)および最新の動向について解説します。
1. IHE活動の概要とVision
2. ITI領域のFHIR関連プロファイル
3. 医療DXへのIHE-Jの動向
4. 臨床検査・病理・臨床細胞分野の動向
5. コネクタソンシール
6. IHE認定技術者の役割とその試験
医療情報システムの利用者だけでなく、システムを販売するメーカーの営業や業務担当の方を対象として、講演を行います。
1. IHE活動の概要とVision
2. ITI領域のFHIR関連プロファイル
3. 医療DXへのIHE-Jの動向
4. 臨床検査・病理・臨床細胞分野の動向
5. コネクタソンシール
6. IHE認定技術者の役割とその試験
医療情報システムの利用者だけでなく、システムを販売するメーカーの営業や業務担当の方を対象として、講演を行います。
