一般社団法人 日本医療情報学会

[2-H-3] 医療分野におけるサイバーセキュリティ情報共有組織CISSMEDの活動と課題

*近藤 博史1、谷川 琢海2、長谷川 高志3、大谷 俊介4、須藤 泰史5、橋本 智広6 (1. 日本遠隔医療学会、協立記念病院、2. 北海道科学大学 保健医療学部、3. 日本遠隔協会、4. 千葉中央メディカルセンター、5. つるぎ町立半田病院、6. 大津赤十字病院)

昨年11月神戸の医療情報学連合大会でCISSMED(Cyber Intelligence Sharing SIG for MEDical)を旗揚げし、参加者の募集をしました。この医療情報分野のサイバーセキュリティ対策のための利用者会CISSMEDはお陰様で5月の段階で100名弱の参加者が登録されました。金融ISACの皆様のご支援の中、2回のTV会議での討論会を開催し、オンラインの情報共有システムSIGNAL上での情報提供と討論を進めております。今回は旗揚げ後1年のCISSMED活動報告と、コアメンバーからISMSの方法、責任分解点の考え方、ネットワークのセグメンテーション、安全なバックアップ、BCP等の考えや経験をお話し、会場参加者とともに医療分野のサイバーセキュリティ対策の向上について種々の課題を議論したいと思います。また、CISSMEDのさらなる参加者の増加、活動の充実に向けて、今後の運営についても議論したいと考えております。