Japan Association for Medical Informatics

[4-A-1] 情報セキュリティ人材の育成と適正な配置に向けて

*Toshihiro Takeda1, Kota Torikai2, Takumi Tanikawa3, Minoru Kawamata4, Yasuyuki Hida5 (1. Osaka University Graduate School of Medicine, 2. Gunma University Hospital, 3. Hokkaido University of Science, 4. Osaka International Cancer Institute, 5. Toto University)

cyberattacks, information security, education, career design

医療機関に向けてサイバー攻撃が増加するなか、医療機関は適切なサイバーセキュリティ対策を取りながら、医療DXを推進する必要がある。このために、医療機関に適切な情報セキュリティ人材の配置が必要となる。
厚生労働省行政推進調査事業「安全な地域医療の継続性確保に資する医療機関における情報セキュリティ人材の育成と配置に関する研究」では、保健医療福祉分野の特性を理解した情報セキュリティ人材の育成とキャリア形成、適材配置、協働体制整備に必要な教育カリキュラム、キャリアデザイン、適材配置計画、協働体制制度等の策定を目的に研究を実施している。
本ワークショップでは、1.情報セキュリティ担当者が持つべき知識、備えるべきスキル、実行レベル、2.上級医療情報技師、医療情報技師が情報セキュリティ対策に貢献するために目指すべき方向性、3.医療系専門職が取り組む情報セキュリティ人材の育成(診療放射線技師と臨床工学技士の取り組み)、4.情報セキュリティ人材の実態調査から見た課題とその解決策、について、提示を行った上で、情報セキュリティ人材の育成と配置に向けた議論を行う。