[4-B-4-06] 災害医療の新たな政府プラットフォームの方向性について
災害医療において、被災地域での迅速かつ適切な医療・救護が可能となるよう広域災害・救急医療情報システム「EMIS」は、各種情報を集約し、厚生労働省や都道府県、医療機関、DMATなどの医療支援チームとの間で情報共有を実現してきた。他方、EMISの改修・実装には多くの時間とコストが必要となるレガシーなつくりであったため、迅速で適切な改良・拡張が行えてこなかった。
踏まえて、厚生労働省は令和6年度中に、このEMISを一般的・汎用的なローコーディングツールやクラウドサービス等を可能な限り組み合わせたモダンな構成に刷新することとした。これは、既存EMISで実現している業務を継続できる前提で、一定規模の改修・機能追加も柔軟に行えるサービスを目指すものである。
今後、さらなる激甚化や複合的な有事において、被災地に提供される災害医療の質を高めつつ、様々な現場起点で求められる機能の拡張性、及び他システム(G-MISや次期総合防災情報システム等)とのデータ連携性を担保する仕組みについて解説する。
踏まえて、厚生労働省は令和6年度中に、このEMISを一般的・汎用的なローコーディングツールやクラウドサービス等を可能な限り組み合わせたモダンな構成に刷新することとした。これは、既存EMISで実現している業務を継続できる前提で、一定規模の改修・機能追加も柔軟に行えるサービスを目指すものである。
今後、さらなる激甚化や複合的な有事において、被災地に提供される災害医療の質を高めつつ、様々な現場起点で求められる機能の拡張性、及び他システム(G-MISや次期総合防災情報システム等)とのデータ連携性を担保する仕組みについて解説する。
