Japan Association for Medical Informatics

[4-D-2] アカデミアとスタートアップの医療データ連携における課題とベストプラクティス

中塚 恵介1、*山本 浩平2、*宋 龍平3、*松田 武継4、*原瀬 翔平5、*森谷 幸平6、*村岡 和彦7、*猪川 崇輝8、*渡辺 敏成9 (1. ボストン・コンサルティング・グループ合同会社、2. 東京科学大学、3. 株式会社CureApp、4. 株式会社MICIN、5. Ubie 株式会社、6. 株式会社WizWe、7. 株式会社Yuimedi、8. 株式会社Buzzreach、9. 株式会社Wellmira)

本セッションでは、経済産業省のHealthcare Innovation Hub(InnoHub)と連携し、アカデミアに加えてヘルスケアスタートアップの経営陣及び産学連携担当者をパネルとして招き、スタートアップとの医療データ連携における課題とベストプラクティスに関する議論をディスカッション及びピッチセッション形式で実施する。
InnoHubは、我が国の高齢化や疾患の増加に対応し、国民の健康促進や医療システムの強化を目指し、新たなヘルスケアサービスの社会実装を推進する組織である。ヘルスケアスタートアップの育成において、アカデミアとスタートアップの連携は重要な課題であり、特に、医療データの共有と活用は、アカデミアとデジタルヘルス系スタートアップが協力していく上で不可欠な要素である。医療データの連携に関するベストプラクティスの模索は、今後の産学連携を促進する鍵となる可能性がある。
このディスカッション及びピッチセッションにより、特に医療データの共有・活用に関する具体的な事例や成功例を通じて、今後の産学連携を更に推進するための実践的な知見を提供することを目指している。InnoHubとの協力により、ヘルスケアスタートアップとアカデミアの協働が生み出すシナジーを最大限に引き出すための議論を深め、医療データの活用を通じたヘルスケアイノベーションの未来を切り拓くこととしたい。特に、医療データの活用や産学連携に関する課題を抱えている皆様に参加いただければ幸いである。