[4-I-1-03] 厚生労働科学研究参画者のGakuNin RDM利用状況と"NII Orthrosの提供する外部利用者向け認証サービス"利用の検討
NII Orthros, MHLW GRANTS SYSTEM, GakuNin RDM, Data Management Plan(DMP), Research Data Metadata
【目的】「厚生労働科学研究による研究データの管理・利活用に関するガイドライン」により、令和6年度開始課題からDMP作成とメタデータ付与を行うこととなった。また、メタデータを学術統合検索基盤 CiNii Research(CiNii)で検索可能とする方法として、(1)機関リポジトリから学術機関リポジトリデータベース(IRDB)への連携、(2)研究データ管理基盤 GakuNin RDM(GRDM)から公開基盤JAIRO Cloudへの連携、(3) 厚生労働科学研究成果データベース(Grants)からCiNiiへの連携という3方法が提示された。研究者の所属組織は、上記の(1)(2)の方法の準備ができない場合に、(3)の方法を取ることとなる。また、研究分担者の組織がGRDMを利用していない場合に、外部利用者向け認証サービスNII Orthrosを利用して研究代表者と研究データを共有することが可能となる。そこで、研究代表者の所属組織の準備状況を確認すること、及び、厚生労働施策に寄与する保健所所属の研究者(Orthros利用候補者)の研究参画状況を調査することを、この研究の目的とする。
【方法】Grantsの公開情報から情報収集を行った。
【結果】令和6年度の753課題(653名)の代表のGRDM利用施設は58施設(238名)であった。平成9-令和4年度の課題の中で、研究代表者が保健所所属の課題は、延べ37課題(23施設、18名)であり、研究分担者に保健所所属者が含まれる課題は延べ325課題であった。保健所には、リポジトリを公開している機関もGRDMを利用している機関もなかった。
【考察・結論】保健所所属の研究代表者はメタデータをGrantsに直接、登録することになり、研究分担者は、GRDMを利用する機関の共同研究者としてOrthrosを利用する候補者としてあげられた。
【倫理的配慮】該当なし
【方法】Grantsの公開情報から情報収集を行った。
【結果】令和6年度の753課題(653名)の代表のGRDM利用施設は58施設(238名)であった。平成9-令和4年度の課題の中で、研究代表者が保健所所属の課題は、延べ37課題(23施設、18名)であり、研究分担者に保健所所属者が含まれる課題は延べ325課題であった。保健所には、リポジトリを公開している機関もGRDMを利用している機関もなかった。
【考察・結論】保健所所属の研究代表者はメタデータをGrantsに直接、登録することになり、研究分担者は、GRDMを利用する機関の共同研究者としてOrthrosを利用する候補者としてあげられた。
【倫理的配慮】該当なし
