[LS14-01] 睡眠時無呼吸治療におけるオンライン診療
2024年の診療報酬改定では、オンライン診療などのDX・デジタル技術を用いた医療従事者の働き方の効率化に焦点が当てられた。また、生活習慣病に対応する効果的・効率的な疾病管理および重症化予防の取り組みが推進されていることも注目すべき点である。生活習慣病との合併も多い睡眠時無呼吸患者は900万人とも言われているが、その治療である持続用圧呼吸(CPAP)療法を受けているのはその1割にも満たない。今回、在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料にオンライン診療の点数が新設されたことも踏まえ、睡眠時無呼吸治療を例にオンライン診療の在り方を再考する。
