Japan Association for Medical Informatics

[LS15] 電子処方箋の現在地とこれから ~着実な医療DXの実現へ~

*猪飼 裕司1、*神澤 嘉範2 (1. 厚生労働省 大臣官房総務課企画官(医薬局併任)電子処方箋サービス推進室長、2. ウィーメックス株式会社 ヘルスケアIT事業部)

 電子処方箋は各国で活用されており、調剤情報やPHR など様々な情報連携を実現しています。日本においても令和5年1月26日より電子処方箋の運用が開始されました。
 基盤となるオンライン資格確認等システムでは、患者同意をもとにレセプト由来の薬剤情報、診療情報や特定健診情報が医療機関等で閲覧できるようになりました。加えて電子処方箋システムが導入されると、処方情報と調剤情報が登録後に閲覧できるようになります。
 本セミナーでは、オンライン資格確認50,000件、電子処方箋10,000件の導入実績(※)を持つウィーメックスが電子処方箋管理サービスを介して実際に行われている情報連携をお伝えいたします。また、各国の事例や政府が進める医療DX の内容をふまえて、今後の日本における電子処方箋の活用想定を提案いたします。
 (※ウィーメックス㈱とウィーメックスヘルスケアシステムズ㈱の両社累計。オンライン資格確認は2024年3月時点、電子処方箋は2024年8月時点の実績)