Japan Association for Medical Informatics

[LS17-02] 次期医療DX化に備えるインフラ構築

*直江 幸範1 (1. 社会医療法人きつこう会 多根総合病院)

 昨今、医療DX の推進と言う言葉が巷に溢れていますが、実際何をDX 化すれば良いのか迷われていませんか?
 そして、今年度の診療報酬改定の影響は如何でしたか?ほとんどの医療機関が一層厳しい経営を強いられているのではないでしょうか。
 このような状況でICT に投資するには、極力予算を抑えて、さらにどのようなDX 化を進めるかを考慮する必要があります。
 今までの運用や既成概念にとらわれてしまいがちですが、目的をどのように達成させるのかが医療のDX 化の鍵だと思います。それにはインフラの拡張性と対応性を考慮しておかなくてはいけないと思います。また、通信速度及びスタッフの満足度を上げなくてはいけないのではないでしょうか。
 例えば検温などは必ずしも看護師がベッドサイドで行わなければいけないモノなのでしょうか。位置情報は別のインフラを別途用意しなければならないのでしょうか。文献検索やコミュニケーションツールが遅くってイライラするスタッフはいませんか?
 まだまだ、考慮が足りないと言われるかも知れませんが、今回「次期医療DX 化に備えるインフラ構築」をご紹介できればと思います。