1994年から医療情報の世界にどっぷりと浸かってきた31年間の経験を踏まえて、病院情報システムの調達にフォーカスした話をします。
　病院関係の方々にとっては、病院情報システムの調達は何度も経験出来るものではありません。
　本来の業務もしっかりとこなした上で実施する追加のお仕事でもあります。
　また、病院の屋台骨を構築する非常に重要なお仕事でもありますが、IT の世界はどんどん進化し続けているので最新の情報を取得することを含め壁にぶち当たることも多いのではないでしょうか。
　一方、病院情報システムを提案するベンダーの方々にとっては、数年の努力が実るかどうかの非常に重要なイベントでもあります。努力が実を結べば物凄く嬉しいし、結果が伴わなければ社内的にも評価されず、凹んでしまう事もあるでしょう。
　31年間見て感じてきた表と裏をお伝えし、病院関係の方々や提案ベンダーの方々にとって、少しでも有益な情報となれば幸いです。