[LS8-01] 医療機器データ活用の課題と展望-先進の取り組みから考察する
医療機器データの登録には、指示出し・変更~認証~実施~実施登録の大きく分けて4つのプロセスが存在するが、全プロセスが同一の医師により実行される『1人4役』のケースが見られる。これを解消すべく、医療機器データが直接病院情報システムに取り込まれることが望まれるが、医療機器は多種多様化の一途であり、柔軟に対応できる仕組みが必要である。京都大学医学部附属病院集中治療部門では、医療機器⇔システム間でデータハブを活用することにより、現場の医療従事者に掛かるデータ登録時のプロセスを解消できる、業務負荷削減を主目的としたソリューションの導入を計画している。本講演ではその概要について紹介する。
