The Molecular Biology Society of Japan

6:15 PM - 7:45 PM

[1F4] Science Communication Skills Training Programs

米国ではAAAS(アメリカ科学振興協会)が、英国ではThe Royal Society(英国王立協会)が、豪州ではオーストラリア国立大学等が、研究者向けの科学コミュニケーション研修プログラムを提供しています。
日本でも近年、大型プロジェクトを中心に科学コミュニケーション活動実施に対する期待が高まってきています。STAP問題もあり、ますますアカウンタビリティ(説明責任)が求められる時代になっていくと思われます。アカウンタビリティといったある種の義務感だけでなく、より前向きに科学コミュニケーション活動を実施することも重要になってくるでしょう。
このような現状や研究者による科学コミュニケーション研修への期待やニーズを踏まえ、日本でも科学コミュニケーション研修プログラムが普及展開されてきました(2012~2014年度にJSTが普及展開を支援)。
本ワークショップでは、日本で現在普及展開されている「科学コミュニケーション基礎研修」、「研究者のためのメディアトレーニングプログラム」、「対話力トレーニングプログラム」の実施者が登壇し、概要説明とデモ体験を実施します。


18:15~18:20 趣旨説明
加納 圭(滋賀大学大学院教育学研究科/京都大学WPI-iCeMS)
18:20~18:40 科学者による科学コミュニケーション活動の実態と科学コミュニケーション研修
小泉 周(自然科学研究機構研究力強化推進本部/生理学研究所)
天元 志保(知的財産マネジメント研究会・知識流動システム分科会)
長壁 健(知的財産マネジメント研究会・知識流動システム分科会)
18:40~19:00 科学コミュニケーション基礎研修の体験
齋藤 芳子(名古屋大学高等教育研究センター)
大崎 章弘(お茶の水女子大学サイエンス&エデュケーションセンター)
19:00~19:20 メディアトレーニングの体験
田中 幹人(早稲田大学政治経済学術院)
19:20~19:40 対話力トレーニングの体験
加納 圭(滋賀大学大学院教育学研究科/京都大学WPI-iCeMS)
水町 衣里(大阪大学COデザインセンター)
19:40~19:45 終わりに
田中 幹人(早稲田大学政治経済学術院)