2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-2 放射性廃棄物処分と環境

[3C01-05] 数値シミュレーション

2022年9月9日(金) 09:45 〜 11:10 C会場 (E1棟2F 22番教室)

座長:阿部 健康(JAEA)

10:15 〜 10:30

[3C03] 緩衝材中の熱-水-応力(T-H-M)連成現象に関する解析

*岡島 大耕1、佐藤 治夫1 (1. 岡山大学)

キーワード:地層処分、緩衝材、ベントナイト、温度、熱-水-応力連成現象、膨潤応力、拡散方程式、差分法

高レベル放射性廃棄物の地層処分において,人工バリアシステムは廃棄物や周辺岩盤から多くの影響を複合的に受けながらその機能を長期的に維持する必要がある.本研究では,緩衝材中の含水率と温度の変化による熱伝導率と比熱が熱拡散係数に及ぼす影響について長期的な解析を実施すると共に,結果から緩衝材中の含水率の変化が膨潤応力に及ぼす熱-水-応力の連成解析を実施した.温度,含水率,膨潤応力分布の変遷について,解析データと実測データを比較し,解析手法の適用性を評価した.