[16a-Z19-1~11] 10.5 磁場応用

[16a-Z19-2] in situ X線回折測定による変調回転磁場下のDyBa₂Cu₃O₇高温超伝導体微結晶の2軸磁場配向挙動の検討Ⅱ

柏木 勇人¹、〇木村 史子²、堀井 滋²、川山 巌¹、土井 俊哉¹ (1.京大院エネ科、2.京都先端科学大学)

キーワード：磁場配向、高温超伝導体、磁化率異方性

高い臨界温度を有する超伝導セラミックスであるREBa₂Cu₃O_y(y = 6 ~ 7, RE123）の結晶系は直方晶であるので磁場による2軸配向が可能である．RE123の磁場下での2軸配向達成条件を検討すれば，配向材料として応用に耐えうる材料が開発できると考えられる．我々は，Dy123微結晶の懸濁液に，回転速度を変化させた変調回転磁場を印加してin situ X線回折測定を行っている．今回，配向の様子を更に検討したので報告する．