2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[16p-Z08-1~17] 3.8 光計測技術・機器

2021年3月16日(火) 13:30 〜 18:15 Z08 (Z08)

大久保 章(産総研)、染川 智弘(レーザー総研)、南川 丈夫(徳島大)

15:45 〜 16:00

[16p-Z08-9] デュアルコム分光法における干渉位相制御による高感度化の検討

〇(B)朱 瑞宸1、足立 拓斗1、浅原 彰文1、美濃島 薫1 (1.電通大)

キーワード:Dual-comb spectroscopy、Optical frequency comb、Coherent modulation

デュアルコム分光法の精密計測におけるさらなる応用のために、測定感度の向上が必要である。本研究では、光コムの周波数制御を用いた干渉位相制御による高感度化の検討を行った。Δfceo = 0 またはΔfrep/2 (~ 60.3 Hz)に設定し測定を行った。Δfceo = Δfrep/2の場合、隣り合うインターフェログラムの波形が符号反転する。反転するインターフェログラムの差の平均を取ることで、一部のスペクトル変動がキャンセルされる。結果として、Δfceo = Δfrep/2の場合においてSNRの向上が見られた。