2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16p-Z10-1~17] 3.15 シリコンフォトニクス・集積フォトニクス

2021年3月16日(火) 13:30 〜 18:15 Z10 (Z10)

岡野 誠(産総研)、北 翔太(NTT)、山田 博仁(東北大)

17:45 〜 18:00

[16p-Z10-16] 光伝送応用へ向けたマイクロコムの雑音特性の評価

木暮 蒼真1、大塚 民貴1、藤井 瞬1,2、熊崎 基1、和田 幸四郎1、橋本 洋輔3、小林 雄太3、荒木 智宏3、古澤 健太郎4、関根 徳彦4、田邉 孝純1 (1.慶大理工、2.理研、3.宇宙航空研究開発機構、4.情報通信研究機構)

キーワード:微小光共振器、マイクロコム、ソリトンコム

微小光共振器に光を閉じ込め,カー効果による四光波混合によって発生する光周波数コム,いわゆるマイクロコムは2007年に初めてその現象が報告されてから,フォトニクス分野において一大ジャンルを築いてきた.さらに2014年にはモード間で位相が揃ったソリトンマイクロコムが実現され,波長分割多重 (Wavelength Division Multiplexing: WDM) 光通信の新たな光源として注目を集めている.しかし,伝送応用で特に重要となる各コム成分の雑音についての詳細な研究は限られている.そこで本研究では光伝送応用へ向けたマイクロコムのノイズ特性を調査した.