2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16p-Z10-1~17] 3.15 シリコンフォトニクス・集積フォトニクス

2021年3月16日(火) 13:30 〜 18:15 Z10 (Z10)

岡野 誠(産総研)、北 翔太(NTT)、山田 博仁(東北大)

14:15 〜 14:30

[16p-Z10-4] ガスアウトチャネルを用いた直接貼付InP/Si基板のボイド占有率比較

佐藤 元就1、石﨑 隆浩1、白井 琢人1、対馬 幸樹1、澁川 航大1、阿形 幸二1、小谷 桃子1、伊藤 慎吾1、韓 旭1、下村 和彦1 (1.上智大理工)

キーワード:半導体、シリコンフォトニクス、光インターコネクション

増大する通信需要に対して通信ネットワークの大容量化のために、電気・光デバイスの集積化技術であるシリコンフォトニクスへの期待が高まっている。このシリコンフォトニクスにおけるデバイス開発の手法として、我々は、薄膜のInPとSi基板を直接貼付法によって貼り合せ、このInP/Si基板上にInP系結晶の成長をすることで光デバイスの集積および作製を行う手法を提案してきた[1,2]。
今回、Si基板にガスアウトチャネルというボイドを拡散させる溝を作製し、InP薄膜を貼付けた基板とInP/Si基板の表面状態をノマルスキー顕微鏡を用いて観察を行い、ボイド占有率の比較を行った。