2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[16p-Z13-1~12] 1.1 応用物理一般・学際領域

2021年3月16日(火) 13:30 〜 16:45 Z13 (Z13)

面谷 信(東海大)、藤川 知栄美(東海大)

13:45 〜 14:00

[16p-Z13-2] COMSOL Multiphysicsによる粉体連続投入過程でサイロ内部の
帯電粉体から発生する電界分布

崔 光石1、長田 裕生2、鈴木 輝夫2 (1.安衛研、2.春日電機(株))

キーワード:静電気放電、粉体、サイロ

本研究では,これまで行ってきたサイロ内の静電気放電の観察および測定等で得られた実験的パラメータを基にコンピュータシミュレーションでサイロを2次元的に作成し,サイロ内の帯電粉体から発生する電界分布について調べた.その結果,サイロ内で最も電界が強いのは堆積粉体内部の側壁であり,次に堆積粉体の表面でのサイロの側壁付近,中心付近という順に強いことが示された.投入粉体重量の増加に伴って,電界強度は増加する傾向も確認された.また,サイロに帯電粉体を投入した初期段階(7 s , 5 kg)で,静電気放電が発生することが明らかとなった.