2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.5】 6.1 強誘電体薄膜、13.3 絶縁膜技術、13.5 デバイス/配線/集積化技術のコードシェアセッション

[16p-Z26-1~15] CS.5 6.1 強誘電体薄膜、13.3 絶縁膜技術、13.5 デバイス/配線/集積化技術のコードシェアセッション

2021年3月16日(火) 13:30 〜 17:30 Z26 (Z26)

藤村 紀文(阪府大)、徳光 永輔(北陸先端大)

17:15 〜 17:30

[16p-Z26-15] ミストCVD法HfxZr1-xO2薄膜特性の製膜後RTA依存性

〇(M1)藤原 悠希1、大西 潤哉1、西中 浩之1、吉本 昌広1、野田 実1 (1.京工繊大)

キーワード:二酸化ハフニウムジルコニウム、ミストCVD、強誘電体

従来応物でミストCVD由来(Hf,Zr)O2薄膜における強誘電体特性を明らかにしたが、製膜後熱処理はしておらず、今回同処理による結晶性の変化について検討した。同膜の製膜後熱処理として550~650℃のRTA後、GIXRDにて HfO2薄膜では単斜晶m相が主に現れたのに対して、HZO薄膜では同相よりも直方晶o/正方晶t/立方晶c相が明白に大きく、強誘電体o相の存在比が高い結晶性を有することが分かった。