[17p-P05-1~3] 1.5 計測技術・計測標準

[17p-P05-1] 後方光散乱を用いた半透明液体の品質検査

〇勝亦 徹^1,2、小山 麻耶子¹、相沢 宏明^1,2、小室 修二²、伊藤 繁夫²、松元 健³ (1.東洋大理工、2.東洋大工業技術研究所、3.マツモト精密㈱)

キーワード：後方散乱、懸濁溶液、品質検査

食品や工業製品には、乳製品、スープ、飲料や塗料、研磨剤のように固体の粒子や不溶性の液体粒子を含む水溶液が使用される場合が多くみられる。これらの懸濁液（スラリー、エマルジョン）は光を強く散乱するため分離処理無しの品質検査は困難であった。光を使った迅速な非破壊検査法を開発するために開発した光ファイバと後方光散乱を応用した検査技術を利用してAl₂O₃粉末を懸濁した水溶液の後方光散乱特性を評価した。