2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

22 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」 » 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[17p-P07-1~6] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

2021年3月17日(水) 15:00 〜 15:50 P07 (ポスター)

15:00 〜 15:50

[17p-P07-5] 基板上に作製した三脚型トリプチセンSAMと水との界面熱抵抗

今泉 孝規1、竹原 陵介1,3、山下 雄一郎2,3、八木 貴志2,3、庄子 良晃1,3、福島 孝典1,3 (1.東工大、2.産総研、3.CREST-JST)

キーワード:自己組織化単分子膜、時間領域サーモリフレクタンス法、界面熱抵抗

界面熱流制御の一つとして、有機分子の自己組織化単分子膜(SAM)を用いる手法が提案されている。SAMは、固体表面への吸着様式、液体分子との親和性、最表面の物理化学的性質などの設計自由度が大きいため、熱流制御とともに、熱の伝搬機構を調べる上でも格好のモチーフである。本研究では、Au表面上に数種の官能基を導入したトリプチセンのSAMを作製し、水との間の界面熱抵抗について時間領域サーモリフレクタンス法を用いて調べた。