2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[18a-Z02-1~6] ニューノーマル時代のDXを進めるIoT用創エネルギー材料・デバイス研究の新展開

2021年3月18日(木) 09:00 〜 11:50 Z02 (Z02)

組頭 広志(高エネ研)

09:40 〜 10:10

[18a-Z02-3] IoT環境発電用高性能熱電材料の開発および応用要件の検討

森 孝雄1,2 (1.物材機構、2.筑波大)

キーワード:熱電材料、IoT、エネルギーハーベスティング

熱電材料の活用により、Society 5.0を支える一兆個と言われるIoTセンサーの自立電源の開発を進めている。実用化への障壁を乗り越えるために、我々は磁性の活用やナノ構造・欠陥制御による熱電高性能化の新規原理を見出すだけでなく、産業・大量生産に合致したプロセスによる熱電発電モジュールや熱管理技術の開発を進めている。作製したバルクモジュールは、長くチャンピオンのBi2Te3系を代替し得る世界最高性能クラスの変換効率を実現した。