[18p-P04-1~12] 12.4 有機EL・トランジスタ

[18p-P04-5] ナフタレンジイミドを導入したらせん型チエノアセンの開発と高電子移動度を示す有機トランジスタへの応用

〇中野 正浩¹、大塚 信彦²、中川 采恵¹、Md. Shahiduzzaman³、辛川 誠^1,3,4、當摩 哲也^1,3,4、箕浦 真生⁵ (1.金沢大、2.埼玉大、3.金沢大NanoMaRi、4.金沢大InFiniti、5.立教大)

キーワード：有機電界効果トランジスタ、n型、ヘリセン

ヘリセンは、らせん構造由来のキラリティーを有する縮合芳香族であり、近年では機能性材料としての応用研究への興味が高まっている。しかし、ヘリセンおよびその類縁体のキャリア移動度は低く、機能性発揮のためにキャリア伝達が必要となるデバイスへ応用することは困難である。
本発表では、高い移動度を示すヘリセン類縁体の実現を目的として開発した「ナフタレンジイミド(NDI)を導入したヘテロヘリセン」について報告する。