[18p-Z21-1~14] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[18p-Z21-11] 【注目講演】プラズモニックチップによるSARS-CoV-2 Spike Proteinの高感度検出を目指したアッセイ開発

〇志水 星歌¹、泰地 颯弥¹、田和 圭子¹ (1.関西学院大理工)

キーワード：プラズモニックチップ、SARS-CoV-2、イムノセンサ

本研究ではCOVID-19の原因となるSARS-CoV-2を高感度に検出するためのプラズモニックセンサチップの開発に取り組んだ。SARS-CoV-2のSpike protein （S-protein）を測定マーカーとして，チップ上で生成される表面プラズモン共鳴場を利用した蛍光増強法，格子結合型表面プラズモン励起増強蛍光法を用いた蛍光検出の結果、濃度100 pg/mLのS-proteinを検出することができ，開発した測定系でのS-proteinの高感度検出に成功した。