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[19a-P02-1] 酸素を導入した大気圧ヘリウムプラズマ照射培養液による皮膚がん細胞の選択的不活化
キーワード:プラズマ、がん治療、酸素導入
He-O2混合プラズマを使うと共に、プラズマ照射中の雰囲気に酸素を導入することによりプラズマ活性化培養液を作成し、皮膚正常細胞と皮膚がん細胞に添加して生存率の差を調べ、がん細胞の選択的不活化効果の有無を検証した。その結果、雰囲気酸素濃度が30%、混合酸素流量が0.10L/minのときにがん細胞を正常細胞の約8倍効率よく不活化できることが分かった。特に、照射時間180秒の生存率はがん細胞が18%なのに対し正常細胞で55%であった。