2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

[19a-Z05-1~10] 3.14 光制御デバイス・光ファイバー

2021年3月19日(金) 09:00 〜 11:45 Z05 (Z05)

橋本 俊和(NTT)、高 磊(産総研)

11:00 〜 11:15

[19a-Z05-8] Hot-wire CVD法による厚膜SiNを用いた低損失リング共振器作製

〇(M2)半田 浩一朗1、曽田 昇汰1、古澤 健太郎2、青木 画奈2、関根 徳彦2、柳澤 亮人3、石田 悟己3、野村 政宏3、岩本 敏3、田邉 孝純1 (1.慶大理工、2.情通機構、3.東大生研)

キーワード:リング共振器、シリコンナイトライド、低温堆積

窒化シリコン (SiN) はCMOSコンパチブルな材料かつ可視光から近赤外線波長領域において透明であり,広帯域かつ低損失な光集積デバイスを作製する上で魅力的なプラットフォームである.しかしSiNは光通信波長帯において正常分散を呈するため,異常分散を得るには,シリカをクラッドとして膜厚700 nm以上が必要となる.本報告では低温堆積法であるhot-wire CVD法で成膜した厚膜SiN膜 (750 nm) を用いて光リング共振器を作製し,評価したので報告する.