2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[19a-Z07-1~11] 3.7 レーザープロセシング

2021年3月19日(金) 09:00 〜 12:00 Z07 (Z07)

寺川 光洋(慶大)、安國 良平(奈良先端大)

09:30 〜 09:45

[19a-Z07-3] 干渉計測と蛍光観察の複合による衝撃波と細胞膜の相互作用機構の調査

伊藤 佑介1、Veysset David2,3、Kooi Steven2、Martynowych Dmitro2、中川 桂一1、Nelson Keith2 (1.東大院工、2.マサチューセッツ工科大、3.スタンフォード大)

キーワード:マッハツェンダー干渉計測、蛍光観察、レーザ駆動衝撃波

生体内に深達可能な衝撃波は細胞への物理刺激の担い手として注目されており,治療につながる様々な細胞・生体作用が確認されている.しかしながら,高速で伝搬する衝撃波と微小な細胞膜の相互作用の定量的評価は困難であり,その作用機構は明らかとなっていない.そこで本研究では,衝撃波の発生から計測までの全光学的実現により,衝撃波の伝搬特性と細胞のダイナミックな応答を同時計測することで,相互作用機構解明を試みた.