2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

9 応用物性 » 9.3 ナノエレクトロニクス

[19p-Z16-1~6] 9.3 ナノエレクトロニクス

2021年3月19日(金) 13:30 〜 15:00 Z16 (Z16)

内藤 泰久(産総研)

13:45 〜 14:00

[19p-Z16-2] 量子ウォークを用いた量子ランダムアクセスメモリ

〇(M2)浅香 諒1、堺 和光1、矢萩 量子1 (1.東理大理)

キーワード:量子情報、量子ランダムアクセスメモリ、量子ウォーク

量子ウォークを用いた新しい量子ランダムアクセスメモリ(QRAM)の概念を提案する.
QRAMは古典情報を効率よく量子的に重ね合わせるための装置である.我々の提案するQRAMは複数の情報が格納されたメモリと完全二分木によって構成される.情報を運搬する担い手として,量子ウォークを二分木上に導入する.これによって, 同時並列的に複数のメモリーセルに格納された情報を読み出し, それらを量子的に重ね合わせることが可能となる.