[19p-Z34-1~17] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[19p-Z34-12] 微細構造を有する磁性体中の磁壁運動を用いたリザーバコンピューティングのシミュレーション

〇野村 光^1,2、高橋 一貴¹、延壽 耕平¹、後藤 穣^1,2、鈴木 義茂^1,2 (1.阪大基工、2.CSRN大阪)

キーワード：リザバーコンピューティング、ナノマグネットロジック、ドメインウォールロジック

本研究では、磁壁を有する磁性細線中の磁化の向きをノードとしたリザーバコンピューティングを提案する。本素子はドメインウォールロジックを用いたシフトレジスタを基盤にしている。磁性細線中の磁化の向きをノード状態として用い、回転磁場を用いることでノード状態を更新した。性能評価にはSTM、PCタスクを用いた。マイクロマグネティックシミュレーションを用いることで、本素子がSTMC 5、PCC 5を示すことが確認された。