一般社団法人 日本医療情報学会

[2-A-4-06] 大学病院を主とする大病院と地方病院での医療CIOのありかたの違い

合地 明1 (1. 井原市民病院)

演者は、岡山大学附属病院医療情報部から、「急性期、回復期、慢性期」の3つの病院機能を担う井原市民病院に病院長として昨年、赴任した。16科を有し地域包括ケア病床(45床)、医療療養病床(45床)も有する施設である。このような地方病院では、医療CIOはどのように存在し、活動すべきであろうか?当院のHPでも公開されているが、臨床研究、臨床調査が行われている。また、当然、倫理委員会も設置されている。地方の病院においても、医師やメディカルスタッフの調査研究は必要であり、電子カルテに保存されているデータをどのように管理運営していくかについても、医療CIOと深い関わりがあると推察できる。本セッションにおいては、大学病院を中心とする大病院と地方病院での医療CIOのあり方について考察を加える。