2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多元系化合物が牽引する太陽光利用拡大と応用物理

[16a-Z02-1~4] 多元系化合物が牽引する太陽光利用拡大と応用物理

2021年3月16日(火) 10:00 〜 11:40 Z02 (Z02)

山田 明(東工大)

11:10 〜 11:40

[16a-Z02-4] 高効率化のアプローチ: タンデム化とフォトンリサイクリング

山口 真史1、小島 信晃1、大下 祥雄1 (1.豊田工大)

キーワード:太陽電池、高効率、タンデム構造

単接合太陽電池では、効率31~33%が限界であり、さらなる高効率化のアプローチが必要である。太陽電池の高効率化に向けて、種々のアプローチがあるが、多接合構造、タンデム化が、一つの解である。3、6接合セルで、42%、48%のさらなる高効率化が期待できる。高効率化の鍵は、サブセル材料の選定と高品質化による外部発光効率の向上と抵抗損失の低減である。また、単接合太陽電池や2接合太陽電池においては、フォトンリサイクリング、ライトトラッピングが、高効率化に有効である