[18a-Z12-1~11] 2.5 医用応用

[18a-Z12-2] チェレンコフ光による高線量率小線源治療用チューブ内の線源位置測定

〇余語 克紀¹、野口 由美子²、奥平 訓康²、野澤 茉莉花³、石山 博條³、岡本 裕之⁴、保田 浩志⁵、小口 宏¹、山本 誠一¹ (1.名大保健、2.名大病院、3.北里大医、4.国がん中央病院、5.広大原医研)

キーワード：チェレンコフ光、高線量率小線源治療、γ線

高線量率（HDR）小線源治療では、米粒大の微小な線源を専用のチューブ等を通して、がん近くまで運び、体内からγ線を当てる。治療の安全な実施のため、治療前の検証で、治療チューブ内での線源位置の確認が必要であるが、従来の方法は煩雑であった。我々は、チューブ内の線源位置を直接測定するため、新たにチェレンコフ光イメージングに基づく簡便で迅速な方法を開発し、性能を評価したので報告する。