2022年秋の大会

講演情報

一般セッション

V. 核燃料サイクルと材料 » 505-2 放射性廃棄物処分と環境

[3C06-08] 地質環境

2022年9月9日(金) 11:10 〜 12:00 C会場 (E1棟2F 22番教室)

座長:佐藤 治夫(岡山大)

11:25 〜 11:40

[3C07] 火山・火成活動の発生に係る評価技術の高度化に係る研究

マグマの影響範囲を把握するための技術の高度化への取組みについて

*川村 淳1、西山 成哲1、丹羽 正和1、梅田 浩司2 (1. JAEA、2. 弘前大)

キーワード:火山・火成活動、岩脈、地理情報システム、地形解析、地質図幅

標記の取組みとして、「数値標高モデルの地形データなどに基づいて第四紀火山体下に分布する岩脈の分布範囲を推定する手法の検討」及び「国内の岩脈に関する既往の地質図幅からの収集・整理(データベース化)」を実施し、火山体周辺の地殻応力、活動年代、マグマ噴出率などと、岩脈の分布範囲や発達過程との関連性についての検討を実施した。これらの検討のうち前者は将来の火山・火成活動に伴うマグマの水平移動(岩脈の水平方向への発達)の影響が及ぶ蓋然性の高い方向や範囲を評価する上での基礎情報としての活用が期待される。後者は岩脈の発達が火山の中心から半径15 km(科学的特性マップ(経済産業省資源エネルギー庁, 2017)における第四紀火山に対する好ましくない範囲の基準とされている距離)を超える場合の国内外の過去の事例を把握する上で重要な知見となる。本発表では、それらの内容について報告する。