日本地球惑星科学連合2015年大会

セッション情報

口頭発表

セッション記号 B (地球生命科学) » B-PT 古生物学・古生態学

[B-PT27] 原生代末/顕生代生物多様性変遷:絶滅と多様化

2015年5月24日(日) 11:00 〜 12:45 104 (1F)

コンビーナ:*磯崎 行雄(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系)、澤木 佑介(東京工業大学大学院 理工学研究科 地球惑星科学専攻)、座長:磯崎 行雄(東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系)

生命進化は生命圏環境の大規模な改変、特に短期間の劇的変化という強い外力が原動力で引き起こされた絶滅、そしてその後の放散が繰り返された結果である。突発的かつ大規模な環境変化の究極原因として、マントルプルームの活動などの惑星地球内部でおきる大規模な非可逆的変化およびその間欠的な物質循環パタンの変化、さらには暗黒星雲との遭遇に始まる銀河宇宙放射線の影響などが推定される。原生代末および顕生代の生物多様性変遷史は、近年徐々に解明されつつあるが、従来のアプローチだけではその原因や過程に不十分で、未解明問題が残されている。本セッションでは、最新の研究成果がもたらす新しい地質学的視点から、顕生代の生命史について改めて議論する。

12:33 〜 12:36

*島塚 桃子1磯崎 行雄2可児 智美3石川 晃4 (1.東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻、2.東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系、3.熊本大学大学院自然科学研究科(理学)、4.東京大学大学院総合文化研究科)