2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[16p-P01-1~16] 15.4 III-V族窒化物結晶

2021年3月16日(火) 13:00 〜 13:50 P01 (ポスター)

13:00 〜 13:50

[16p-P01-5] RF-MBE法によるScAlMgO4基板上へのInGaNエピタキシャル成長

〇(M1)栢本 聖也1、黒田 悠弥1、和田 邑一1、藤井 高志1,2、毛利 真一郎1、白石 裕児2、福田 承生2、荒木 努1 (1.立命館大理工、2.(株)福田結晶研)

キーワード:窒化物半導体、ScAlMgO4、結晶成長

ScAlMgO4(SAM)はGaNとの格子定数差が1.8%と小さく、In組成17%のInGaNと格子整合する。さらに無転位SAM結晶が得られたことから、窒化物半導体成長用基板として期待される。我々は、高真空下で低温成長が可能なRF-MBE法を用いて、InとGaのフラックス量比をパラメータとしたSAM基板上InGaN薄膜成長を実施し、成長条件の検討をおこなった。Inドロップレットはあるものの、RF-MBE法により成長温度650℃にてSAM基板上に低In組成のInGaN成長を確認した。