2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.5 レーザー装置・材料

[16p-Z11-1~14] 3.5 レーザー装置・材料

2021年3月16日(火) 13:30 〜 17:15 Z11 (Z11)

戸倉川 正樹(電通大)、藤本 靖(千葉工大)

14:45 〜 15:00

[16p-Z11-6] 立方晶系レーザー媒質の第一原理計算による熱膨張係数評価

佐藤 庸一1,2、平等 拓範1,2 (1.理研RSC、2.分子研)

キーワード:熱膨張係数、レーザーセラミックス、第一原理計算

レーザー発振器における発振出力の安定化には、レーザー媒質結晶における正確な熱パラメータに基づいた熱設計が必須となる。今回我々は、応力フリーの状態におけるYAGをはじめとするレーザーセラミックス用結晶の熱膨張係数を第一原理計算により評価した。300 KにおけるYAG、LuAG、Y2O3、Sc2O3、Lu2O3の熱膨張係数はそれぞれ7.26、7.52、7.95、7.18、6.95×10-6/Kであった。