[17p-P09-1~11] 12.1 作製・構造制御

[17p-P09-8] 高輝度・高速応答シンチレータの開発に向けた有機-無機ハイブリット材料の作製

〇三木 佑太郎¹、鈴木 龍樹¹、越水 正典²、笠井 均¹ (1.東北大多元研、2.東北大院工)

キーワード：シンチレータ、ナノ粒子、J会合体

シンチレータは発光型の放射線検出材料であり、その性能として発光の寿命と強度が重要である。従来、これらはトレードオフの関係にあり、強度の高い無機物は寿命が長く、寿命の短い有機物は軽元素で構成されるため放射線との相互作用が弱く、潜在的に強度が低い。本研究では、高速発光を示す有機色素のJ会合体に放射線との相互作用の大きいビスマスを添加することで、J会合体のシンチレーション特性の向上を目指した。