2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[17p-Z09-1~10] 革新的走査型プローブ顕微鏡技術で拓くナノプローブ生命科学の新展開

2021年3月17日(水) 13:30 〜 18:00 Z09 (Z09)

福間 剛士(金沢大)

15:45 〜 16:15

[17p-Z09-6] SICMによる細胞・組織の計測とマニピュレーション

岩田 太1 (1.静岡大院)

キーワード:走査型イオン伝導顕微鏡、マニピュレーション

走査型イオン伝導顕微鏡 (Scanning Ion Conductance Microscope : SICM)は液中環境において試料の表面形状をナノスケール分解能で観察可能である.SICMは、探針としてガラスキャピラリー(ナノピペット)を用いて試料表面近傍のイオン電流を検出して画像取得する.試料に与える力学的相互作用が極めて低いことから,特に生体試料への応用が注目されている. 本発表では、我々が取り組んでいるSICM技法の多機能化としてイメージング法だけでなく、マニピュレーション法についても紹介する.