2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[18a-Z08-1~11] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2021年3月18日(木) 09:00 〜 12:00 Z08 (Z08)

石井 智(物材機構)、馬越 貴之(阪大)

10:00 〜 10:15

[18a-Z08-5] 超長時間先端増強ラマンイメージング

森山 季1、加藤 遼1、馬越 貴之1,2、バルマ プラブハット1 (1.阪大工、2.JST さきがけ)

キーワード:ラマン増強、先端増強ラマン顕微鏡

先端増強ラマン分光法(TERS)はナノスケールの空間分解能で試料の化学結合情報を得られる顕微法である。しかし、熱ドリフト等による測定系の位置ずれが時間とともに生じるため、TERSのイメージング時間は通常数十分程度に制限される。そこで、本研究ではそのような位置ずれを補正する技術を開発した。また、本技術を用いてTERSイメージングを行ったところ、6時間以上もの長時間イメージングに成功した。