2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » スピンを利用した量子技術の最前線 - 量子デバイス開発から新材料探索まで -

[18p-Z07-1~7] スピンを利用した量子技術の最前線 - 量子デバイス開発から新材料探索まで -

2021年3月18日(木) 13:30 〜 17:25 Z07 (Z07)

関 剛斎(東北大)、野﨑 隆行(産総研)、三輪 真嗣(東大)

14:30 〜 15:00

[18p-Z07-3] 第一原理計算による磁性熱電材料の探索

有田 亮太郎1,2 (1.東大工、2.理研CEMS)

キーワード:強磁性体、反強磁性体、熱電材料

本講演では、強磁性および反強磁性熱電材料を第一原理的に探索することについて、我々の研究を紹介する。我々は最近、輸送係数のハイスループット計算法を開発した。この方法を使って、合成の容易な二元素化合物Fe3AlとFe3Gaで大きな異常ネルンスト効果が発現することを見出した。反強磁性熱電材料については、磁気構造を効率的に正確に予測することが重要である。この問題についての方法論開発の成果を報告する。