[19p-Z19-1~7] 10.4 半導体スピントロニクス・超伝導・強相関

[19p-Z19-6] 数値計算による窒素核スピンを用いたダイヤモンド磁気センサの感度評価

〇(M1)藤崎 伊久哉¹、水野 浩介¹、荒井 慧吾¹、岩崎 孝之¹、波多野 睦子¹ (1.東工大)

キーワード：量子センサ、ダイヤモンド、スピン

センタの磁気感度向上には検出される蛍光光子数を増大させることが重要である。1手法として核スピンを用いた測定が挙げられ、単一NVセンタを用いた先行研究ではNMR測定に核スピンへの転写と量子非破壊（QND）測定を適用して1/10倍の低ノイズ化を実現している。本研究では、静磁場に関する実験条件とQND測定の精度の関係について数値計算により評価を行い、さらにQND測定を磁気計測に適応した場合に得られる感度について考察した。