2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

FS フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[19p-Z34-1~17] FS.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2021年3月19日(金) 13:30 〜 18:00 Z34 (Z34)

河口 研一(富士通研)、赤井 恵(北大)

14:45 〜 15:00

[19p-Z34-6] 結合スピントロニクスレザバーの分岐構造と計算能力

〇(D)明石 望洋1、常木 澄人2、谷口 知大2、西田 三博3、櫻井 良3、若尾 泰通3、中嶋 浩平1 (1.東大、2.産総研、3.ブリヂストン)

キーワード:物理レザバー計算、スピントロニクス、カオス

スピントルク発振器(STO)の磁化ダイナミクスを計算資源として用いるスピントロニクスレザバーは高速・微小・高エネルギー効率な新型情報処理デバイスとして注目を集めている。本研究では、磁場を介してSTOを相互に結合した結合スピントロニクスレザバーを提案し、多様な分岐構造と、それに誘導されて情報処理能力が劇的に変化することを明らかにした。結果として、複数のベンチマークタスクを高精度に解くことを達成した。