令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

地震応答・相互作用

座長:久世 益充(岐阜大学)

[CS10-57] 地盤-構造物の動的相互作用を逐次考慮した質点系モデルによる開削トンネルの動的解析

〇坂井 公俊1、神澤 拓1、小島 謙一1、藤枝 拓海2、松浦 敦2 (1.公益財団法人鉄道総合技術研究所、2.伊藤忠テクノソリューションズ)

キーワード:サイト非線形、動的解析、開削トンネル

設計地震動に対する応答解析では、地盤と構造物の非線形特性や相互作用などの影響を適切に表現できる手法を用いる必要がある。地盤の非線形特性は、自然地盤そのものがせん断変形する塑性化(サイト非線形)と、構造物と近傍地盤との相互作用による塑性化(ローカル非線形)の2つの側面があることが知られている。開削トンネルの地震応答については、ローカル非線形が与える影響に着目した検討がいくつかあるものの、サイト非線形について検討された事例は少ない。本稿では、サイト非線形の影響を地盤-トンネルの相互作用ばねに直接考慮する手法を提示するとともに、サイト非線形が開削トンネルの地震応答に与える影響を評価した。

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