令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 地震工学(構造物の耐震、地震応答解析、強震動予測、地盤振動、地盤液状化、断層変位、災害調査)

地震津波防災

座長:小濱 英司(港湾空港技術研究所)

[CS10-05] 南海トラフ周辺海域における断層モデルの構築

〇大角 恒雄1、藤原 広行1 (1.国立研究開発法人防災科学技術研究所)

キーワード:断層モデル群、地震、津波、南海トラフ

平成25年度,文部科学省は「海域における断層情報総合評価プロジェクト」を開始し,海洋研究開発機構(JAMSTEC)と防災科研(NIED)は,日本海周辺海域の地震と津波のハザード評価に資することを目的に,JAMSTECは反射法探査データなどを収集し,統一的な基準で断層情報を整備してきた.NIED担当として,日本周辺海域の断層分布から,地震動及び津波予測計算で利用可能な断層モデルを構築し,日本周辺において網羅的な断層モデル群の設定を行った.これらの成果は,強震動や津波のハザードリスクの評価において、有効に活用することが期待されている.本報告は,南海トラフ周辺地域における検討の一部を紹介する.

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